こんにちは。
河内長野市・三日市町の A'zhair LAPAIX三日市店 と、堺市・北野田の A'zhair北野田店 です。
朝の空気に、少しだけ冷たさが混ざるようになりました。
夏の間ずっと明るくしていた髪が、鏡の中でなんとなく浮いて見える。
そんな季節の変わり目に立っています。
今年は、コーヒーを思わせるブラウンの話をよく耳にします。
モカ、カプチーノ、エスプレッソ。
指先でも髪でも、同じような色の気分が重なっているように感じます。
今日はその空気の話と、初秋の日本にどう落とし込むかを、少しゆっくり書いてみます。
コーヒーを思わせるブラウンが、指先と髪で重なる秋
今年の秋に発表されている色を眺めていると、コーヒーを思わせる色名が目につきます。ミルクを多めに入れたような明るい茶から、カップの底に残った濃い茶まで、幅のある一族です。
面白いのは、その空気がネイルとヘアの両方で同時に流れていること。指先だけ、髪だけ、という話ではなく、秋そのものの色として扱われている感じがします。
濃い茶を一色でどんと置くのではなく、キャラメルやカプチーノのような濃淡違いを重ねていく。そんな着け方の提案も見かけます。単色より、少しずつ濃さの違う茶が並んでいるほうが、いまの気分に近いのかもしれません。
サロンでも、夏のあいだ明るくしていた方が「そろそろ落ち着かせたい」と言われる回数が、今年は少し早い時期から増えているように感じます。空気が変わると、髪の色の希望も静かに動くのだと思います。

初秋の日本には、深さを一段だけ控えて
ただ、写真で見る海外の深い茶をそのまま持ってくると、日本の初秋には少し重たく感じることがあります。まだ日差しは残っていて、装いも完全に秋一色ではない時期ですから。
私たちがよくお伝えしているのは、明るさをひと段だけ落として止めること。ほとんど黒に近いところまで振り切らず、光が当たったときに茶とわかる深さで置きます。室内では落ち着いて、外に出ると柔らかく透ける。この差があると、初秋らしい軽さが残ります。
赤みの入れ方も、季節の進み具合で調整できます。九月のうちは赤みを控えめにして、ミルク寄りの茶に。十月に入って空気が乾いてきたら、赤みを少し足して深いところへ。一回で決めきらず、二回に分けて秋に着地させる進め方も気持ちのいいものです。
明るくしていない髪でも、この色は表情が出ます。夏に明るくした部分が残っている方なら、その明るさを活かして毛先にだけ深さを乗せると、無理なく秋の色へ切り替わります。

質感と切り方で、濃淡をつくる
コーヒーを思わせる茶は、つやの出方でずいぶん印象が変わります。しっとりまとまった質感だと、深さがそのままつやになって、落ち着いた大人びた雰囲気になります。
段を入れて動きをつけた形なら、光の当たる面と影になる面ができて、同じ色でも濃淡が生まれます。カップに注いだミルクが混ざっていく途中のような、ひと続きの流れ。切り方でも色を作れるのが、この色の楽しいところです。
仕上げの油分は、中間から毛先に少量だけ。つけすぎると重たくなるので、手に残った分を表面へそっと撫でるくらいで十分です。
そしてもうひとつ。指先を同じ系統でそろえると、写真に写ったときのまとまりがまるで違います。髪と手元で色の温度を合わせる。今年ならではの遊び方だと思います。

参考にした情報
OPI「Top Fall Nail Colors 2026」
https://www.opi.com/blog/nail-trends/top-fall-nail-shades
The Everygirl「The Best Fall Nail Colors and Trends for 2026」
https://theeverygirl.com/fall-nail-colors/
HeyStyleHey「Fall 2026 Nail Trends: 16 Rich, Moody Looks You Need to Know」
https://heystylehey.com/fall-2026-nail-trends/
The Zoe Report「Fall 2026's Top Hair Color Trends Include Velvet Espresso & Auburn Spice」
https://www.thezoereport.com/beauty/fall-2026-hair-color-trends
FashionUnited(WGSN×Coloro発表の報道)(2024-09-13)「Spotted on the catwalk: WGSN and Coloro's colour trends for AW26/27」
https://fashionunited.com/news/fashion/spotted-on-the-catwalk-wgsn-and-coloros-colour-trends-for-aw26-27/2024091361851
※最新情報をもとに編集しています。掲載後に内容が変わる場合があります。

こんな方におすすめです
- 夏に明るくした髪を、秋色に落ち着かせたい方
- 黒染めはしたくないけれど、深さのある色にしてみたい方
- 指先と髪の色味をそろえて楽しみたい方
- 明るくしていない髪で、透ける色を出したい方
- 職場や学校で浮かない範囲で、季節感を出したい方
- 伸びてきたときの境目が気になりにくい色を探している方
よくあるご質問(FAQ)
暗い色にすると、次に明るくしにくくなりませんか。
A. 深い茶は色がしっかり入るぶん、次に明るくするときにひと手間かかることはあります。ただ、どのくらいの深さで止めるかで、先の選択肢は変わります。次にやってみたいことがぼんやりとでもあれば、カウンセリングのときに聞かせてください。半年先まで見ながら、今日の色を決められます。
明るくしていない髪でも、この色になりますか。
A. はい、楽しんでいただけます。もともとの明るさによって出方は変わりますが、明るくしていない髪だからこその深いつやが出せる色です。むしろ無理に明るくしないほうが、澄んで見えることも多いです。
色持ちはどのくらいですか。
A. 髪質や普段のお手入れで差はありますが、深めの茶はゆっくり褪せていく傾向があります。抜けてきたときにオレンジみが出にくいように調整することもできますので、気になる方は最初にお伝えください。おうちでのお手入れも合わせてお話しします。
秋の色に変えるタイミングは、人それぞれでいいと思います。
涼しくなった日にふと決めてもいいし、去年の写真を見て思い立ってもいい。
形から大きく変えたい方も、いまの色を少しだけ深くしたいだけの方も、どうぞ気軽に相談してください。
何がしたいか決まらないまま来てくださって構いません。
淹れたての一杯が、湯気の向こうで少しずつ色を深めていくように。
この季節の髪も、ゆっくり秋に馴染んでいきます。
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