残暑がまだ続くこの頃、河内長野市・三日市町のA'zhair LAPAIX三日市店と、堺市・北野田のA'zhair北野田店では、少しずつ秋の気配を髪に取り入れるご相談が増えています。
古着が好きな方から、こんな声をいただくことがあります。派手にはしたくない、でも今のままだと少し物足りない、と。
その物足りなさは、たぶん色でも形でもなく、質感の話なんだと思います。晩夏の夕焼けみたいに少し霞んだ色と、力の抜けたシルエット。今日はそんな髪について、ゆっくり書いていきます。
尖らせない、こなれた質感のつくり方
古着というと個性的な印象を持たれがちですが、私たちが提案したいのはもっと肩の力が抜けた方向です。
ローレイヤーからミディアムにかけての自然なシルエットに、毛先はワンカール程度。作り込んだ束感やハードな動きには寄せず、乾いた素材感だけをそっとまとわせます。
ドライヤーで毛先を内側に流すだけで、内巻きになりやすい方もいます。もちろん髪質によって差はあるので、そのあたりは相談しながら決めていけたらと思っています。
この記事に添える写真も、そういう空気を伝えるための一枚です。実際の仕上がりは、髪質や長さに合わせてご一緒に決めていきます。

色は、褪せた質感で選ぶ
晩夏の夕焼けは、鮮やかというより少し霞んでいます。ヘアカラーもそんな軸で選ぶと、古着の空気に自然と馴染みます。
例えば、褪せたコーヒーブラウン。彩度を抑えて艶だけを残す色で、暗めでも重たく見えず、むしろ深みが出ます。
もう少し軽さが欲しいときは、ミルクティーベージュやくすんだオリーブも。ハイトーンでも透明感が主役になるので、派手には振れません。
鏡の中の色が、今日の光となじんでいる。そのくらいの静かさを、いつも目指しています。

形は、日常に馴染むかどうかで選ぶ
切りっぱなしのボブも、ロングのストレート寄りも、どちらも古着に似合います。肩につくかつかないかの長さは、Tシャツにもニットにも合わせやすい形です。
厚めの前髪や顔まわりのレイヤーを添えると、輪郭がやわらかく見えて、外の自然光の下でも表情が変わりにくくなります。
夕方、自分の影が長く伸びる時間があります。そんな光の中でも馴染む髪を、意識してつくっています。
こんな方におすすめです
- 古着ミックスのコーディネートに、髪もそっと寄せていきたい方
- 派手さより、静かなくすみや艶を大事にしたい方
- 暗髪もハイトーンも気になっていて、自分に合う方を相談してみたい方
よくあるご質問(FAQ)
レイヤーを入れると、まとまりにくくなりませんか?
A. 髪質や量によって差はありますが、ローレイヤーは動きを出しながらもまとまりやすい形です。実際の入れ方はカウンセリングで一緒に決めていきます。
暗めの色とハイトーン、どちらが古着っぽいですか?
A. どちらも似合うと思います。彩度を抑えて艶やくすみを残すことを軸にしているので、明るさはお好みで選んでもらって大丈夫です。
ワンカールって、コテがないと難しいですか?
A. カットの毛流れである程度は作れるので、ドライヤーだけで内巻きになりやすい方もいます。ただ髪質による違いもあるので、仕上がりの感覚は相談しながら探っていけたらと思います。
季節の変わり目は、髪も少し模様替えしたくなるものです。
スタイルチェンジでも、軽いメンテナンスでも、気軽にお声がけください。
夕焼けの色が少しずつ深くなるように、髪もゆっくり秋へ向かっていけたらと思います。
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